Gakken Goods Gallery

  • 0
  • プラレール×ニューブロック コラボブロック誕生のひみつ!

    特徴的な形のパーツをタテ・ヨコ・ナナメ自由に組みながら創造力を育む知育玩具「Gakkenニューブロック」。お城や恐竜など好きなものを作るだけでなく、ほかのおもちゃと組み合わせながら遊ぶ子どもたちの姿が見られるのもニューブロックならではの特徴です。

    そして2023年春、満を持して発売されたのが、大人気の鉄道玩具「プラレール」とのコラボレーション商品「プラレールと遊ぼう!Gakkenニューブロックジオラマセット」です。
    この特集では、開発を担当した増田悠一さんにコラボブロックの開発秘話や遊び方のポイントについて伺いながら、商品の魅力をご紹介します。

    ニューブロックとプラレールが衝撃コラボ!その全貌とは?

    ──「プラレールと遊ぼう!Gakkenニューブロックジオラマセット」はどのような商品なんですか?

    増田:「プラレールと遊ぼう!Gakkenニューブロックジオラマセット」は、「プラレール」と組み合わせて一緒に遊ぶための情景物(建物や樹木、川など)を作りやすい色や形の「Gakkenニューブロック」がセットになっている商品です。
    プラレールの周りに広がるジオラマ(情景)にニューブロックを使うことで、駅舎や橋のある街を再現したり、恐竜が住む世界や花いっぱいの世界など自分の好きなジオラマを自由に創造したりして遊ぶことができます。

    ニューブロックとプラレールは、ともに長く愛されているロングセラー商品ですが、それぞれに魅力があります。プラレールの魅力といえば、列車を自分で自由に繋げて作ったレールの上で走らせることができる部分です。一方、ニューブロックのいいところは、ひらめいたアイデアを、小さなものから大きなものまでを組み合わせて簡単に作れることです。
    今回のコラボレーションでは、当初ニューブロックで車両を作るというアイデアもありましたが、最終的にはそれぞれが本来持っている良さを活かして、「プラレールの列車が走る街」をニューブロックでかっこよく作れる商品を目指しました。

    商品誕生のきっかけはレールとブロックの「サイズ」が同じだったこと!?

    ──ふたつの玩具がコラボレーションしたきっかけは?

    増田:実は、プラレールとニューブロックとは、もともとプラレールのレールのサイズが、ニューブロックのサイズと親和性が高く、組んだブロックにレールを乗せてレイアウトする遊びかた自体はあったんですね。これは保育園などでニューブロックを遊ぶ姿をモニタリングしていても、よく目にする光景でした。

    そんな背景があって、ニューブロックの企画担当者間で、「この遊び方を公式に発信したい」とタカラトミーさんへ打診したのが2年ほど前のことでした。そこから社内外でディスカッションを重ねていき、1年近くかけてニューブロックをプラレールのジオラマにする構想を形にしてきました。

    3ミリ厚の調整が、無限に広がるスペシャルブロックを生んだ!

    ──今回のプラレールで遊べる「スペシャルブロック」が新たに加わったそうですね?

    増田:「レンガブロック」と「橋げたブロック」ですね。これまでもニューブロックには木目が入ったデザインのものがありましたが、今回のレンガブロックのように、造形物を作るための模様が入ったものは初めてですね。
    レンガの模様は、半分ずつずらして積んだパターンにしてリアル感を出しました。また、ブロックは組み方によっては側面が見えてしまうこともあるので、表面だけでなく側面にも模様を入れることで、ブロックを組み立てたときに、どこから見てもレンガ模様になるように工夫しています。

    ──レンガブロックの模様は、指で触ると凹凸がはっきりとわかりますね。橋げたブロックは、どのようなブロックなのでしょうか。

    増田:橋げたブロックを使って作った橋脚は上にプラレールのレールを置いて列車を走らせることができるんです。当たり前のように聞こえるかもしれませんが、開発当初はブロックの上にレールを置いて車両を走らせるには2つの問題点がありました。
    ひとつはブロックの上にレールを置いただけでは、車両を走らせているうちにレールがどんどんずれてしまい最後には列車が落ちてしまうということ。そしてもう一つは、これまでのニューブロックだけではプラレールの橋脚と高さが合わず一緒に使用することができなかったということです。この2つの問題点を同時に解決できた橋げたブロックは今回のコラボのキーパーツとも言えます。
    橋げたブロックの秘密は通常のブロックよりも3ミリ薄いことなのですが、これによりレールがずれる問題とプラレールの橋脚と高さが合わない問題を一度に解決できました。

    ──厚さが3ミリ薄いことで、橋脚にしたときに出っ張りができるんですね。

    増田:そうなんです。その出っ張りがレールの中央の溝にはまるよう、レールを置くことで、レールが橋脚の上でズレることがなくなり、長時間車両を走らせることができるようになりました。また、橋げたブロックを組み合わせて作った橋脚は、3ミリ高さが低いことで、プラレールの橋脚とも同じ高さとなり、組み合わせて遊ぶことができるようになりました。

    ──そもそも、ニューブロックの幅とプラレールのレール幅が合っていなければ、このコラボはあり得なかったということですね。ニューブロックとプラレールの色合いもマッチしていて、一緒に並べて遊んでも違和感がないところがすごいです。

    増田:ブロックの幅がレールと大体同じだったのは、スペシャルブロックの開発がスムーズに進んだという点ではとても大きかったです。色についても同じことが言えて、一緒に並べると、どこまでがタカラトミーの商品で、どこまでが学研の商品かがわからないほどなじみます(笑)。
    どちらの商品も長く子どもたちに愛される商品であってほしいという思いで、開発を続けてきたからこそカラーリングやサイズ感が共通していたのではないでしょうか。このコラボ商品やスペシャルブロックの開発ができたのは偶然でもありますが、同じ思いで開発されてきた商品だったからこそ、上手くいったとも言えるのではないかと思っています。

    たっぷりじっくり遊べるプラレールとのコラボセットをご紹介!

    ──今回、2つのセットが発売されていますが、どのような内容ですか?

    増田:「プラレールと遊ぼう! Gakkenニューブロックジオラマスタートセット」(価格:4,950円/税込)と「プラレールと遊ぼう! Gakkenニューブロックジオラマデラックスセット」(価格:11,000円/税込)。
    内容量としては、ジオラマスタートセットには15種70個のパーツが、ジオラマデラックスセットには19種140個ものパーツが入っています。
    ジオラマスタートセットはプラレールを買った子が「これも一緒に!」と手に取りやすい価格帯で設定したミニマムのセットになっています。
    ジオラマデラックスセットは高層ビルを作れるためにニューブロックでは珍しいグレーのブロックがたくさん入っているなど、「プラレールを並べたときにかっこいいものが作りたい」という思いを満たすようなセットです。

    特にジオラマデラックスセットは大きめケース入りでプラレールも一緒に収納できるようになっています。両セットともどんなプラレールとももちろん一緒に遊んでいただけますが、タカラトミーから同じく4月20日(木)に発売する「アソビも!パーツも!大ボリューム!プラレールベストセレクションセット」(希望小売価格:6,050円/税込)とは、特に親和性を意識して開発しているので、ぜひ一緒に遊んでいただけるとうれしいですね。
    遊びも収納も一緒にできるプラレールとニューブロック。それぞれの商品の魅力を、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。

    ご購入はこちら
    お話をきいた人:増田 悠一
    学研ステイフル ニューブロック事業室ディレクター
    好きなニューブロックは36ばんブロック、好きなプラレール車両は500系新幹線

    CHARACTORS

    キャラクターで探す

    KEYWORDS

    注目のキーワードで探す

    ABOUT

    Gakken Goods Galleryについて

    子育て、学び、暮らしを、より楽しく便利にする、学研公式のセレクトショップです!
    Gakkenニューブロックをはじめとした、学研が開発した知育玩具や文具、生活雑貨を中心にあつかっています。
    また乳児から幼児、就学児まで、お子さま向けのギフトセットもそろっていますので、お誕生日やイベントのプレゼント探しにもぜひお役立てください。

    カートに追加しました。