子育て経験のある女性デザイナーの「母親の視点」と、日本モンテッソーリ教育綜合研究所主任研究員・櫻井美砂様のご協力を得て開発に取り組んだシンプルで素材の美しい、どのようなインテリアにも合うデザインの時計です。時計と関わろうとする時期のお子様に、モンテソーリ教育の視点からヒントを得て「時間や時刻の理解を促す」為の仕掛けがちりばめられています。
お子様が時計に興味をお持ちになった際は、是非ご一緒に音読したり親子のコミュニケーションの時間をお過ごしください。
2017年グッドデザイン賞受賞(日本)
第13回キッズデザイン賞受賞(日本)
時計の読めない子が、読みたいと思うアナログ時計
「時計の読めない子が、読みたいと思うアナログ時計」を目指して作られたfun pun clock(ふんぷんくろっく)。ユニークな名前の由来は、“時”を表わす「1~12」の文字が、60進法の“分”の読み方となった際に「5ふん(fun)」「10ぷん(pun)」「15ふん(fun)」「20ぷん(pun)」と交互に繰り返されることから名付けられました。子育て経験のある女性デザイナーの「母親の視点」と、日本モンテッソーリ教育綜合研究所主任研究員・櫻井美砂様のご協力を得て開発に取り組んだこちらの時計。シンプルで美しいデザインと、モンテッソーリ教育の視点からヒントを得た「時間や時刻の理解を促す」ための仕掛けが魅力です。2017年グッドデザイン賞受賞、第13回キッズデザイン賞受賞。
自分で計画を立てられることで自信をつけられる時計
「fun pun clock ふんぷんくろっく S」は、文字盤に子どもが時計を読みやすい工夫と、時間や時刻の理解が深まる仕掛けが散りばめられた時計です。短針が示す時刻のまわりには長針が示す分の表記が5分刻みであり、1分ごとに目盛りが振られているので、長針と短針が示す時刻を視覚的に理解できます。また、1の横に5、2の横に10……というように5分刻みで分の表記があるので、「5分後」「10分後」など、前後の時間の理解が深まります。さらに、コチコチと時を刻むムーブメントを採用し、1秒がどれくらいの感覚なのかを音で感覚的に理解できる点もポイントです。「子どもには、自分の力でこの世界について知ろうと学ぶ、自己教育力(自分を育てる力)がある」という考えを提唱するモンテッソーリ教育理論を土台に、子どもが知的好奇心をかき立て、主体的に行動していくことを目標に商品開発。自分で計画を立てる楽しさを体感できる時計です。
シンプルで素材の質感の美しさが際立つデザイン。
ツヤのある赤色を効果的に取り入れる以外に装飾的な色を用いないことで、子どもが直感的に「時間の理解」や「時刻の認識」に集中できるようになっています。また、親子で声をひそめて秒針の「コチコチ」という音に耳を傾けたり、一緒に60まで数えたり、おやつの時間を確かめたり……お子さんと「時間」を共有するかけがえのない日常の中で、親子のコミュニケーションが深まります。
「自分のことを自分でやりたい!」という意欲と自己肯定感を育む
時間に興味を持つことは、「自分のことを自分でやりたい!」という“意欲”を高めます。そして、「出かける準備が早くできるようになった!」「目標の時間までにお片付けができた」などという“小さな実感”の積み重ねがお子さんの満足感を深め、大きな自信につながります。
一般的なご家庭のリビングにちょうどいいサイズ感
ダイニングやコンパクトな空間にちょうどいいサイズ感
直径25.4cmのSサイズは、一般的なご家庭のダイニングや、子ども部屋やプレイルームなどコンパクトな空間の壁に掛けるのにちょうどいい大きさです。プライウッドの木の質感とシンプルなモノトーンの文字盤は、どんなインテリアにもなじみます。
子育て経験のある女性デザイナーの「母親の視点」と、日本モンテッソーリ教育綜合研究所主任研究員・櫻井美砂様のご協力を得て開発に取り組んだシンプルで素材の美しい、どのようなインテリアにも合うデザインの時計です。時計と関わろうとする時期のお子様に、モンテソーリ教育の視点からヒントを得て「時間や時刻の理解を促す」為の仕掛けがちりばめられています。
デザイナー 土橋 陽子 Yoko Dobashi
株式会社イデーに5年間(’97~’02)所属し、定番家具の開発や、「東京デザイナーズブロック2001」の実行委員長、ロンドン・ミラノ・NYで発表されたブランド「SPUTNIK」の立ち上げに関わる。イデーの現行定番家具〈bian chair〉や、授乳時に赤ちゃんを起こさない提灯型led照明〈milk time light〉、1枚の展開図を「曲げて」「差し込んで」「折って」作る〈let’s light〉、時計の読めない子が読みたくなるアナログ時計〈fun pun clock〉をデザイン。2012年より「Design life with kids!」インテリアワークショップ主宰。モンテッソーリ教育の視点を生かし、「手を動かしながら、インテリアを作り上げる」ことを心がけ、様々な企業 とコラボレーションして、ワークショッププログラム開発に取り組む。また、インテリアライターとして、ウェブマガジン「All About」「レッツエンジョイ東京」にて執筆中。現在は2児の母親として、子供のいる生活空間の探求、手を動かしながら生活を作ることが目下のテーマ。