Gakken Goods Gallery

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  • はじめての“とけい”特集

    数字と時間に興味がわけば
    時計を読むのがおもしろくなる!

    私たちの生活に欠かせない時計。小さな子どもたちも、時間の感覚が身につくと、目先のことだけでなく先の見通しを持って生活を送ることができるようになり、集団生活にもなじみやすくなります。子どもが数字に興味を持ちはじめたら、時計にも自然と興味が湧いてくるよう、楽しく遊び感覚で学び始めるのがおすすめです。
    この特集では子どもの心理にも詳しい公認心理士の池田好さんに話を伺いながら、親子で楽しみながら時計を学ぶ方法を、ご紹介します。

    時計を楽しく読めるようになるための5つのポイント

    【ポイント1 アナログ時計を準備する】

    時計の表示を視覚的に覚えられるよう、見やすい文字盤があり、長針と短針が連動しているアナログ時計を用意しましょう。小さなお子さん向けには、長針を子どもが手動で動かせる時計の知育玩具などを準備するのもありですね。

    【ポイント2 遊びの中で時計の概念を教える】

    まずは遊びの延長で時計を自分で動かしたり、文字盤の数字を読んだりしながら、時計と仲良くなることから始めましょう。時計の玩具であれば、指で針を動かしながら、いまの時刻を再現するなどで遊べますね。

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    遊びで時計に親しみ、暮らしの活動と時間を結びつけよう

    【ポイント3 生活の中で少しずつ時計を意識させる】

    時計自体に興味を持ち始めたら、「おやつは3時。長い針が12で短い針が3だね」「幼稚園へ出発するのは8時。短い針が8だね」など、毎日のルーティンが決まっているイベントから時間を意識させてみましょう。
    時計は単なるおもちゃではなく、日々の暮らしと連動している「大切なもの」であることに気づいてもらうことが重要です。慣れてきたら少しずつ、日常生活の中でも「今、何時かな?」となぞなぞのように声かけをして、イメージを定着させてみましょう。

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    時計の読み方と時間の感覚をそれぞれ習得しよう

    【ポイント4 基礎的な読み方のルールを教える】

    生活の時間に興味を持てば、次は「○時」ちょうどの時間の読みから始め、針の先の数字を読むことを教えます。
    ちょうどの時間を覚えられたら、次は、文字盤独特の難しい読み方チャレンジ。
    まずは15分、30分、45分…と、短針と長針の形が分かりやすい大きな区切りの時間から順番に読み方を習得するのが良いでしょう。

    【ポイント5 時間の感覚を体感させる(「○分間で〜をしよう」と時間の制限を生活に取り込む)】

    ある程度、「分」が読めるようになってきたら、実生活の中で時間を意識するよう声がけをします。
    「歯磨きは5分間やってね」「動画やゲームは15分で休憩ね」など、決まった時間を少しずつルーティン化し普段の生活に取り組むことで、より時間の感覚を身に着けやすくなります。

    親子で楽しく時計を学び、子どもの自立への一歩に

    時計の読み方は独特です。単に数字をそのまま読めばいいだけではないため、子どもにとってはちょっと複雑で難しいものです。
    すぐに結果を求めて「学習」として詰め込むのではなく、親子のコミュニケーションの一環として、楽しみながら、少しずつ時計の読み方と時間の感覚を身につけていけるといいですね。
    自分で時計が読めるようになると、自立した生活を送れるようになり、成長への大きな一歩につながります。

    お話をきいた人:池田好
    公認心理師
    法政大学文学部心理学科を卒業後、発達障がいのあるお子さんの療育や特別支援学校に勤務する先生や保護者向けに、子どもの発達についての講演やサポートをおこなう。現在は2児の母として子育てをしながら執筆やアドバイザーとして活動する。

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    Gakken Goods Galleryについて

    子育て、学び、暮らしを、より楽しく便利にする、学研公式のセレクトショップです!
    Gakkenニューブロックをはじめとした、学研が開発した知育玩具や文具、生活雑貨を中心にあつかっています。
    また乳児から幼児、就学児まで、お子さま向けのギフトセットもそろっていますので、お誕生日やイベントのプレゼント探しにもぜひお役立てください。

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